医療・健康
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美容目的のボトックス注射で入院相次ぐ 一部は偽造品 米CDC調査
2024/4/18 10:55 429文字米国の複数の州で美容目的で「ボトックス」の注射を受けた後に体調不良になったり入院したりする例が相次いでいるとして、米疾病対策センター(CDC)が調査を始めた。いずれもスパなど医療施設ではない場所で注射を受けたとしている。一部で偽造品も見つかった。 ボトックスはボツリヌス菌が作り出す毒素が主成分で、
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百寿者に学ぶ バランス健康術!
ゴルフをやっている高齢者はなんとなく元気そうだが… そもそも科学的根拠ってあるの?
2024/4/18 05:30医療プレミア 3030文字いつまでも元気でいるためには、体を動かすこと、趣味をもつこと、いろんなことが言われています。「そんな暇はない」という方は、はじめに余暇の時間をつくることを目指してください。 それから「何もしないのが一番いけない」ということを思い出してください。老化を病気とした時には「何もしない」「安静」が一番いけ
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ヘルスデーニュース
塩の使用量をスプーン一杯分控えると……降圧剤と同程度の血圧低下
2024/4/18 04:00医療プレミア 1804文字毎日、テーブルソルトの使用量をティースプーン1杯分(ナトリウムで2.3g)だけ控えることで、降圧薬を使用した場合と同程度に血圧を下げられることが、米ノースウェスタン大学フェインバーグ医学部予防医学分野教授のNorrina Allen氏らによる研究で明らかになった。この研究結果は、「Journal
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ヘルスデーニュース
若年層の「糖尿病予備軍」 たばこを吸うと極めて危険
2024/4/17 04:00医療プレミア 1594文字年齢中央値が30歳代という比較的若い集団においても、前糖尿病と喫煙習慣が組み合わさると、深刻な疾患のリスクが上昇し、特に脳卒中のリスク上昇が顕著であることを示唆するデータが報告された。米ネブラスカ大学医療センターのAdvait Vasavada氏らの研究によるもので、米国心臓協会(AHA)学術集会
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きょうのセカンドオピニオン
緊急手術で原因不明のまま人工肛門に=答える人・佐々木慎部長(日本赤十字社医療センター)
2024/4/17 02:01 812文字◇佐々木慎部長(日本赤十字社医療センター・大腸肛門外科) Q 緊急手術で原因不明のまま人工肛門に 健康だった48歳の息子が突然激しい腹痛に襲われ、緊急手術しました。原因がわからないまま人工肛門を付ける生活になりました。(滋賀県、74歳、女性) A 結腸動脈瘤の破裂か 腹腔(ふくくう)内に4リットル
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受動喫煙、特有の遺伝子変異でがん悪化か 煙による炎症で
2024/4/16 17:49 701文字受動喫煙が引き起こす肺がんのメカニズムの一端を明らかにしたと、国立がん研究センターなどのチームが16日発表した。喫煙者とは異なるタイプの遺伝子の変異が肺にたまり、がんの悪性化を促進している可能性があるという。 受動喫煙は、肺の末梢(まっしょう)にできる肺腺がんを誘発しやすいことが知られていたが、メ
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武見厚労相「前例にとらわれぬ対策を」 医師偏在問題で具体化へ
2024/4/16 16:00 271文字一部の地域や診療科で生じている医師偏在の問題に関し、武見敬三厚生労働相は16日の記者会見で「解決のめどが立っていない。前例にとらわれない対策を検討すべきだ」と述べ、政府が6月ごろに策定する経済財政運営の指針「骨太方針」に大枠の考え方を盛り込んだ上で、年末までに具体策をまとめる意向を示した。 武見氏
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ヘルスデーニュース
「isCGM」を使うと……インスリン不使用の糖尿病患者の血糖低下に〝即効性〟 名大
2024/4/16 04:00医療プレミア 2030文字インスリン療法を行っていない2型糖尿病患者が間歇スキャン式持続血糖測定(isCGM)を使用すると、早ければ使用開始の翌週から血糖管理が有意に改善すること、HbA1c改善幅は治療継続に関する満足度の高さと相関することなどが明らかになった。名古屋大学大学院医学系研究科内分泌・糖尿病学の尾上剛史氏、有馬
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手術中に誤って動脈切る医療事故 患者死亡 大阪・吹田市民病院
2024/4/15 19:16 309文字大阪府吹田市の市立吹田市民病院は15日、約3年前に医師が手術中に誤って動脈を切り、40代の男性患者が死亡する医療事故があったと発表した。 病院によると、腎細胞がんと診断された男性が2021年6月に腹腔(ふくくう)鏡による左腎臓の摘出手術を受けた際に、執刀医が誤って本来処置する必要のない動脈を損傷さ
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避難所外避難者の災害関連死 国「喫緊の課題」 検討会設置し議論
2024/4/15 15:30 1443文字災害による直接死を免れながら避難生活のなかで命を落とす災害関連死。ケアが行き届きにくい避難所以外の場所にいる「避難所外避難者」が亡くなる事例が多く報告され、支援の拡充が求められている。だが、毎日新聞が実施した、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震の被災自治体を対象とした調査からは、対応が進まない現
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見落とされてきた「避難所外避難者」支援 発災後「3カ月以内」が鍵
2024/4/15 15:30 1362文字災害による直接死を免れながら避難生活のなかで命を落とす災害関連死。ケアが行き届きにくい避難所以外の場所にいる「避難所外避難者」が亡くなる事例が多く報告され、支援の拡充が求められている。だが、毎日新聞が実施した、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震の被災自治体を対象とした調査からは、対応が進まない現
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まるで「掛ける乾燥剤」 熱帯夜が快適になる布団 16日販売
2024/4/15 10:00 593文字健康や睡眠関連用品を製造・販売する「テンシャル」(東京都)は、シリカゲルを中綿に含み、湿度を下げる掛け布団「バクネ コンフォーター クール」を16日から発売する。まるで「掛ける乾燥剤」で、熱帯夜でも快適に過ごせるという。 同社によると、夏は気温に加え、湿度の高さが快適な睡眠を妨げる要因の一つになっ
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総合診療医の視点 -命を救う5分の知識-
ギャンブル依存症は「誰にでも起こり得る病」
2024/4/15 05:30医療プレミア 3418文字大谷翔平選手の通訳・水原一平氏も患っているとされているギャンブル依存症。「十分な収入があったはずなのになぜ……」「大谷選手をはじめ、そばにいた人たちはなぜ気付かなかったのか……」という声も多いようですが、ギャンブル依存症に限らず、依存症は誰にも起こる可能性があり、ときに「死に至る病」となることもあ
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ヘルスデーニュース
「潜在的」食物アレルギーがあると……心血管死リスクと関連
2024/4/15 04:00医療プレミア 1625文字急性のアレルギー症状は現れないが、検査で反応が見つかる程度の潜在的な食物アレルギーが、心血管死のリスクと関連のあることが明らかになった。米バージニア大学保健システム(UVA)のJeffrey Wilson氏らの研究によるもので、詳細は「Journal of Allergy and Clinical
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シニアのくらしセミナー
コロナ禍が一息 化粧で気分を上げ、いざ外へ 資生堂×毎日新聞
2024/4/14 08:00 1788文字新型コロナウイルス感染症が落ち着き、人々の外出機会が増えたことで、再び化粧への関心が高まっている。コロナ禍から抜け、気持ちを上向かせてくれる化粧の魅力が再認識されている。 ◇来た時よりも奇麗になって帰る 資生堂と毎日新聞「生活の窓口」は3月20日、東京都内で「大人のためのパーソナルビューティー講座
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楽しく下げる高血圧
高血圧患者も注意が必要? 気温の上昇で増えてくる「低血圧」 トイレで倒れてしまわないために
2024/4/14 05:30医療プレミア 3723文字春になり、暖かい日も増えてきました。夏に向かって、気温が上がってくると増えるのが、低血圧による体調不良です。暖かくなると、末梢(まっしょう)血管が広がるため、血圧が下がってくるのです。高血圧の方でも、状況によっては突然低血圧になることもあり、注意が必要です。連載のタイトルは「楽しく下げる高血圧」で
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ヘルスデーニュース
新型コロナの「緊急事態宣言」 大学生の抑うつレベルに影響を及ぼさず 名古屋市大
2024/4/14 04:00注目の連載医療プレミア 2364文字新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック下での大学生の抑うつレベルの推移を解析した結果、計4回発出された緊急事態宣言は、大学生の抑うつレベルに有意な影響を及ぼしていなかった可能性を示すデータが報告された。むしろ、4月の新年度のスタートが、大学生の抑うつレベルに影響を与えていることが
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熱中症リスクは4月から 新設の「特別警戒アラート」知らない6割
2024/4/13 08:00 1007文字過去に例のない危険な暑さが予想された際に、熱中症などへの警戒を促す「熱中症特別警戒アラート」が新設され、24日から環境省と気象庁による運用が始まる。タイガー魔法瓶(大阪府門真市)が実施した調査では、このアラートについて「知らない」とした人が約6割に上った。近年は4月中でも高温になる可能性があり、同
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「老い」に負けない ~健康寿命を延ばす新常識~
「日本では軽視されがち!」 和田秀樹医師が言う、高齢者が感染症やがんとの闘いに負ける理由
2024/4/13 05:30医療プレミア 4226文字前回、栄養学の大切さを説いたが、私は日本の医療に欠けた観点、とくに高齢化が進む日本での医療に欠けた観点が大きく三つあると考えている。 一つ目は、前回問題にした栄養学だ。これについては、前回の記事をご覧になっていない人はそれを読んで戴きたい。 二つ目は、心の医療の軽視だ。毎年、新型コロナウイルスが流
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ヘルスデーニュース
新型コロナ後遺症 嗅覚、味覚障害はどのくらいで回復する?
2024/4/13 04:00医療プレミア 1410文字軽症の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患し、嗅覚障害や味覚障害を経験している人にとって朗報となる研究結果が発表された。COVID-19パンデミック初期に軽症のCOVID-19に罹患した人を3年間追跡したこの研究によると、罹患者と非罹患者との間での嗅覚障害と味覚障害の有病率は、罹患か
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