医療・健康
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ヘルスデーニュース
人生の満足度を高めるカギは……お金 米国
2024/3/28 04:00医療プレミア 2050文字お金で幸せは買えないかもしれないが、人生の満足度を高める一助にはなり得ることが、新たな研究で示された。米国立保健統計センター(NCHS)が2021年に実施した調査で、「自分の人生に不満がある」と回答した米国成人はわずか4.8%だったが、そのような回答をした人は、世帯所得が連邦貧困水準の200%未満
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Uber Eatsが処方薬配達サービス開始へ 薬局チェーンなどと連携
2024/3/28 00:00 525文字料理宅配サービスのウーバーイーツジャパン(東京)が、全国で処方薬の配達サービスを始めることが28日、分かった。医療機関にオンライン診療などのシステムを提供する企業と薬局チェーンの計4社と連携し、ウーバーイーツの配達員が薬を病院や薬局などから患者宅に届ける。医療機関の準備が整い次第、順次サービスを始
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「死亡率、中卒は1.4倍」 大卒以上と比較 国立がん研究センター
2024/3/28 00:00 644文字国立がん研究センターは28日、日本人の教育歴ごとの死亡率推計を国際専門誌に発表した。大学以上卒業者に比べ、中学卒業者は1・4倍程度、高校卒業者は1・2倍程度、死亡率が高い。喫煙率の高さや、がん検診受診率の低さなどが影響した可能性がある。日本全体で、最も長く教育を受けた群と、最も短い群の死亡率格差を
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マトリョーシカ人形の中に楽器 触れずに演奏、認知症予防に
2024/3/27 20:37 886文字手で直接触れずに演奏する電子楽器「テルミン」の奏者、竹内正実さん(57)=浜松市=が、認知症予防に役立てるため、自ら開発した楽器「マトリョミン」の演奏会を各地で開いている。参加者には聴くだけでなく、竹内さんやスタッフがサポートしながら、演奏を体験してもらう。うまく演奏できた参加者は笑いがはじける。
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「紅麹」回収に数カ月かかるか 100万個、大阪市が小林製薬に命令
2024/3/27 20:26 1066文字小林製薬(本社・大阪市)の「紅こうじ」のサプリメントを摂取した人から健康被害の報告が相次いでいる問題で、同社は27日、摂取との因果関係が疑われる2人目の死亡例を確認したと発表した。厚生労働省も26日夜に公表。同一人物といい、1人目と同じ「紅麹(こうじ)コレステヘルプ」を摂取していた。大阪市は27日
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医療プレミア特集
認知症と診断されたらどうする? 不安と悩みを軽減するために知っておきたい“予防策”
2024/3/27 11:00医療プレミア 4173文字「基本的に、ご本人は絶望しています」。東京慈恵会医科大学教授で日本認知症ケア学会理事長の繁田雅弘さん(65)に、「今、一番伝えたいことは何ですか?」と質問して返ってきた言葉だ。「だから、人と会ったりね、認知症のことを忘れて、時間を過ごしたりさせてあげたい」。認知症の人とその家族との対話を30年重ね
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「紅こうじ」とは? 古くから食品の原料 一部にカビ毒を作る種類も
2024/3/27 10:43 737文字小林製薬(本社・大阪市)の「紅こうじ」のサプリメントを摂取した人に健康被害の報告が相次いでいる。サプリに含まれ、原因の可能性が指摘されている「紅こうじ」は、どのようなものなのだろうか。 紅こうじは、昔から中国や台湾、日本などで食品に利用されてきたこうじの一種。米などの穀物にカビの一種である紅こうじ
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ミュージカルで高齢者虚弱予防 運動や暗記、秋田の劇団が後押し
2024/3/27 05:30 1018文字東北を代表する劇団「わらび座」(秋田県仙北市)が、「シニアミュージカル」の普及を後押ししている。メンバー同士や会場の感動を広げることで高齢者の認知機能を向上させ、社会とのつながりが少なくなる「社会的フレイル(虚弱)」を予防するのが目的で、秋田大や仙北市、横手市も協力。秋田発の演劇文化は新たな発展に
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ゆるやかな糖質制限のススメ ~健康の常識・非常識~
コレステロールを減らすには…… 卵をやめた方がいい? 脂質制限? 運動した方がいい?
2024/3/27 05:30医療プレミア 8059文字「最近、コレステロール値が高いんだけど。どうしよう」。そうお嘆きの方がいらっしゃるかもしれません。健康診断の結果表に目を落とし、「運動をしましょう」「食事に気をつけましょう」などの文字に思わずため息が漏れ……。 コレステロールは、食事や運動で改善するものなのでしょうか。 卵や油脂は制限した方がいい
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きょうのセカンドオピニオン
強皮症の治療法は?=答える人・竹原和彦名誉教授(金沢大・皮膚科)
2024/3/27 02:01 771文字Q 強皮症の治療法は? 手がこわばるようになり、冷たいものに触れると白くなります。病院で難病指定の強皮症と診断されました。どんな治療がありますか。(山口県、50代、男性) A 血流改善を症状に応じて 強皮症は40、50代に発症することが多く、男女比は1対10で女性に多い病気です。皮膚をはじめとする
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機能性表示食品、全6800品を緊急点検へ 「紅麹」被害受け
2024/3/26 23:24 871文字小林製薬(本社・大阪市)が販売する「紅こうじ」の機能性表示食品のサプリメントを摂取した人の健康被害の報告が相次いでいる問題を受け、自見英子消費者担当相は26日、機能性表示食品でほかにも健康被害がないか、消費者庁に届け出がある全約6800製品について緊急点検すると明らかにした。機能性表示食品で健康被
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欧州で規制の「紅こうじ」 識者「過度な心配不要」 紹興酒にも
2024/3/26 19:36深掘り 1338文字小林製薬が製造したサプリメントの健康被害は、1人の関連死が疑われ、政府が機能性表示食品の一斉点検に乗り出す事態となった。サプリに含まれる「紅こうじ」は、どのように作られているのか。 紅こうじは、昔から中国や台湾、日本などで食品に利用されてきたこうじの一種。米などの穀物にカビの一種である紅こうじ菌を
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被災者に薬を届けるには 東北、能登に入った薬剤師が語った教訓
2024/3/26 16:00 1683文字避難所への薬の配達や、被災者の健康管理など、山積する課題に薬剤師として何ができるか――。東京都日野市の清水薬局社長で薬剤師の柴崎俊明さん(42)は、東京都薬剤師会の支援チームの一員として、2011年の東日本大震災と、今年1月の能登半島地震で、被災地支援に携わった。被災者に医薬品を届けるため第一線で
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介護予防 高齢者「通いの場」参加率 大分県、10年連続日本一
2024/3/26 12:15 607文字介護予防などを目的に高齢者が集う「通いの場」の大分県内の参加率が、2022年度は15・2%(全国平均6・2%)で、10年連続日本一となった。県によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、20年度は参加率が13・5%まで落ち込んだが、インターネットを活用して遠くからも参加できるよう工夫などし、参加
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人生の筋トレ術
日本女性の死亡リスクを上げる 「学歴×仕事のミスマッチ」
2024/3/26 11:00医療プレミア 3997文字学歴や職業、同居相手――。いろいろな視点から日本人の健康度を探ってみると、意外な結果が明らかになりました。死亡リスクが高い女性とは? 心を病みやすいのはどんな暮らし方? 大阪医科薬科大学医学部、社会・行動科学教室教授の本庄かおりさんに教えていただきました。<前編:世界一長寿だけど男女格差がヒドイ国
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医師の残業減らす改革 地域医療への影響は? 現場は「苦肉の策」
2024/3/26 08:00 1618文字改正労働基準法に基づき、4月に医師の働き方改革が始まる。だが、医師の少ない地域では医師の偏在が改められないままだと、診療体制の縮小などにつながる恐れもある。【関連記事】残業減らしのカギ「タスクシフト」とは ◇「スタートラインが違う」 働き方改革で医師の時間外・休日労働の上限は原則、年間960時間に
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4月に始まる医師の働き方改革 残業減らしのカギは「タスクシフト」
2024/3/26 08:00 1173文字改正労働基準法に基づき、4月に医師の働き方改革が始まる。多くの職業では2019年に残業時間の上限が定められたが、医師への適用は地域医療への影響などを考慮して5年間猶予されていた。医師の時間外・休日労働の上限は原則、年間960時間(月平均80時間)になるが、現場は対応を迫られている。 「今日が何月何
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厚労相、尾身茂氏らに感謝状 新型コロナ対策の検討会が3月廃止
2024/3/25 19:56 546文字新型コロナウイルス感染症対策を検討する厚生労働省の「アドバイザリーボード」が3月末で廃止されることを受け、武見敬三厚労相は25日、尾身茂・結核予防会理事長らメンバーに感謝状を贈呈した。合わせて「未曽有の危機における国民の命を救うための尽力と功績に、深く感謝を申し上げたい」と謝意を伝えた。 アドバイ
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総合診療医の視点 -命を救う5分の知識-
「少量飲酒は健康に良い」はもう古い 赤ワイン神話の崩壊
2024/3/25 05:30医療プレミア 4316文字ちょうど1年前のコラム「飲酒 禁止とは言えないが『少量でも健康に有害』」で述べたように、「酒は百薬の長」という言葉は既に過去のもので、「アルコールはまったく飲まないのがベストだ」という考えが広がっています。同コラムで述べたように、世界保健機関(WHO)は2023年1月、「アルコールは少量でも健康を
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ヘルスデーニュース
高額医療費の患者 3割強は「メタボ」 国内研究
2024/3/25 04:00医療プレミア 1630文字年間医療費が高額な上位10%の患者で、全医療費の約6割が使われていて、その患者の3割強が広義のメタボリックシンドローム(メタボ)に該当することが明らかになった。慶應義塾大学スポーツ医学研究センターの勝川史憲氏らが、協会けんぽのデータを解析した結果であり、詳細は「PLOS ONE」に9月28日掲載さ
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